日当たりシミュレーションの条件設定
はじめに
SketchUpは、立体モデルを作るだけではなく、日当たりがどう変化するか、影がどのように差すかのシミュレーションを行うこともできます。
そのようなことは、SketchUpを使う人は大抵知っていて、シミュレーションの条件として、日付と時刻を設定することだって普通にやっていることでしょう。
ちなみに、与える条件は日付と時刻だけでいいんでしょうか?
シミュレーションに必要な条件
さしあたりのなんちゃってではなく、現実に近いシミュレーション結果を得たいなら、以下の条件をきっちり設定すべきです。
- 日付と時刻
- 対象の場所(緯度・経度)→ジオロケーション
- 使用する時計(世界協定時刻からの時差)
ジオロケーション(場所の設定)の手順
メインメニュより、「ウィンドウ」()→「環境設定」()を実行します。
「ジオロケーション」()をクリックし、[手動で場所を設定]ボタン()をクリックします。]
とりあえずの設定内容(デフォルト値)が表示されます。4つの値(国・場所・緯度・経度)を、シミュレーションの対象となる場所の情報に書き換えます。
ここでは、Googleマップで私の地元にあるJR伊集院駅の場所を調べます。
SketchUpには、上下2行ある緯度経度表示のうち、字の小さな下の行の表記(十進緯度経度)を使います。
国と場所は任意のようで、正確さが必要なのは緯度・経度です。
Googleマップで読み取った緯度・経度に北緯のN、東経のEを付け加え、以下のように書き換えます。
ジオロケートされたと表示が変わりました。