収納棚の落下防止対策
はじめに
自作の収納棚にいろいろと物を収めていったら、地震でも来たときには落っこちてきてヤバいかもしれないと怖くなりました。
そこで、PPバンドを使った落下防止対策を講じてみました。取付ける段数は4段で、幅は1200mm程度です。
使った材料は、こちらの2つ。
角バンド止めのシールはがし
まずは、角バンド止めに貼られているシールを剥がします。
どのみちPPバンドに隠れて見えなくはなるのですが。。。
届いた角バンド止め金具は8個。程よい大きさの段ボール箱に納られています。
まずはドライヤーで温めることでシールの糊を溶かし、剥がれやすくします。
温まったことで剥がれやすくなるはずだったのですが、全然ダメでした(泣)。
2つやってみたところで諦めました。
急遽、作戦変更。シールはがしを使いました。
少しばかり時間を置いて(1~2分程度)、シールはがしがシールに馴染んだところをヘラ代わりの定規で削り落とします。
(ホントは、傷をつけないようにゴムや樹脂のヘラが良いですね)
一通り削り落としたら、ティッシュで拭き取ります。
糊のベタつきもなく、きれいに剥がれました。
ちなみに、使ったシールはがしは、今まで使った中では一番使い勝手がよく効果てきめんのこちらの製品です。
職場の備品で使われていたものと同じものを自宅用に購入しておりました。
ニチバン テープはがし テープはがし強力タイプ 220ml ムース状 TH-K220
- 発売日: 2004/03/01
- メディア: オフィス用品
PPバンドの加工
まずは、メスのバックルをつけて角バンド止めに抱かせ、収納棚に取り付ける部分を作ります。
現物合わせで長さを検討し、長さ25cmのものを8本切り出しました。
切断した端部はそのままではほつれてしまいます。ほつれないように、ライターで炙ります。
メスのバックルの取付部、角バンド止めへの取付部の2箇所を黒糸で縫います。
出来上がり。
後は、両端にオスのバックルを取り付けたPPバンドを用意しました。切り出す長さは、120cm程度です。
角バンド止めを木ネジで棚に取り付け、適度なテンションが掛かるようにオスのバックルを取り付けたPPバンドの長さを調整して出来上がり。
ちなみに、PPバンドの使用方法はAmazonの商品ページにあります。
あとがき
何らかの落下防止対策が必要だと思い立ってから、いろいろと調べてみたものの、これといった方法が見つからずにいました。
こんなものもあったのですが、お値段的に見送りました。
そんな折、別の用事でホームセンターに行ったとき、荷積み用のゴムバンドと留め具を見かけて、これは使えそうと買い物かごに入れました。留め具には受け具が必要だと思って、しばらく店内を探し回っていたら、別コーナーで「角バンド」なる名称の金具を見つけましたがどうもちょうどいい大きさのものがありません。また、ゴムバンドって部屋の中だと匂うんじゃないかと気になりだしました。
結局、その時には全部元の場所に戻して買わずに帰宅。ちょうどよい大きさの「角バンド」をネットで探してみて、今回購入したものを見つけました。また、その名前は「角バンド止め金具」だということも知りました。さらに、その時にレコメンドされたのがPPバンド。リュックサックなどでおなじみのものです。
こうして、今回の落下防止対策の構想がまとまったのでした。