フロントスピーカー取付け
通勤用車として購入した、SUZUKIハスラーのオーディオレス車。
過去の経験から、オーディオレスとはオーディオデッキはないけれどスピーカーはビルトインされていると理解していました。ところが、ハスラーにはスピーカーすらビルトインされていない真のオーディオレスであることを納車後に現物に触れて知りました。
オーディオレスを選択したのは、「車内で何も聞かないぞ」と思ったからではなく、無駄に高いメーカー標準品ではなく、ネットで安いオーディオを探して自分で取り付けようと考えてのことでした。ということで、フロントスピーカーを急遽手配し、取り付けることに。これまで、デッキ回りやAピラーを剥がす作業はやりましたが、ドアのパネルを剥がす作業は未経験。少しドキドキしつつ、チャレンジしました。
選んだスピーカーは、clarionのSRT1633。なんと、通常は2,000円くらいする取付ブラケットもついたオールインワンパッケージにも拘わらず実売5,000円ちょっとというコスパの高さに惹かれました。
Clarion(クラリオン) SRT1633 16cmマルチアキシャル3WAYスピーカー(2 本1組) SRT1633
- 出版社/メーカー: Clarion(クラリオン)
- メディア: Automotive
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それでは、フロントドアの内張を剥がします。まずはレバーと取っ手の2カ所にあるビスを外します。エントリーモデルのため、ビスは蓋されることもなく、むき出しなのですぐに分かります。ビスを外したら、指を内張りの隙間に引っ掛けて剥がしていきます。フロント側上部の角を少し思い切って引っ張ると、中のピンが外れます。1つ外れたら、あとは外周に沿って剥がしていきます。
すべてのピンが外れたところで注意点が1つ。パワーウインドウのスイッチに刺さっているカプラーを外さないと内張は取れません。そして、内張を取り外した状態がこちら。
購入したスピーカーには、本体の他、取付ブラケット(スズキ用とホンダ用)、変換ハーネス、ビス、ねじ受け等、取付具も一式同梱されていますので、別に用意が必要なものはありませんでした。
ドア内側全面にはビニールシートが貼られていますので、取付位置のビニールシートは切り取ります。スピーカーケーブルはオーディオレス車とはいえ、取付位置まで配線されています。助かりますね。
スピーカーはドアに直付けできず、台座となる取付ブラケットをまず取り付けます。また、スピーカーケーブルもそのままではスピーカーに接続できないため、スピーカーに付属の変換ハーネスを接続します。
変換ハーネスからの平型ギボシをスピーカーに接続。平型ギボシは左右微妙に幅が異なるので極性を間違うことはありません。
スピーカーが付きました。この状態で音が鳴るかをテストし、無事再生した音楽が流れることを確認できました。
助手席に続いて、運転席側も取付け。40分程の作業でした。
これでBluetoothスピーカーはお役御免。ちなみにデッキはpioneer DEH-770。先代のメイン車から現在のメイン車を経て3台目となるこの通勤専用車に積み替えました。Bluetoothレシーバー機能がないのが残念ながら、音源がSDカード、USB、AUX、CD、FM/AMラジオ対応。対応フォーマットがMP3/WMA/AACで、日本語のタイトル表記にも対応、とエントリーモデルながらなかなかの充実機能ぶりで重宝します。
無事作業完了。通勤中の耳読書音源は、SDカードに放り込んでもいいなぁ。