或るDIY好きの日記

住居や車などのちょっとした補修、ITの活用、その他自分でやれることはやってみようと様々なことに挑戦していることをつらつらと書き溜めていきます。

カーナビ追加配線作業(車速、リバース他)

夜な夜な作業して、メイン車と通勤車のデッキ・ナビの積み替えをとりあえず済ませておりましたが、ナビの配線はオーディオ関係とアンテナだけで、車速パルス信号、リバース信号、ステアリングスイッチについては保留していました。

 

最低限、ナビとして機能する状態ではありましたが、車速パルスを取っていないせいでしょう。電源ONから5分程ーおそらくGPS測位が安定するまでの時間ー、地図上の車両位置が更新されない状態となっておりました。きっとGPS測位ができるようになるまでは地図情報と車速パルスとで車両位置を更新しているのでしょう。

 

積み替え作業を夜間行ったこともあって、その際の写真を撮っていませんでしたので、パネル取り外し含めて改めてまとめましょう。

 

作業前の状態。見た目にはナビがDINスペースに収まっています。

 

サイドBOXを外したところ。グローブボックスを開けた状態でサイドBOX下部に両手指先を引っ掛けて手前に引けば、すぐに外れます。プリウスαは、DINスペース周りだけでなく、割と広い範囲の取り外しを要するのがちょっと面倒です。

 

続いて、右側のメインパネルを外します。パネル下側に指先を掛けて外し、あとは上に向かって外していきます。スタートスイッチ含め3つのコネクタがありますが、これらをうっかり外すと次の始動時に「ハイブリッドシステムにエラー」といった旨の表示が出て慌てるので、外さないようにします(夜間作業の際、やってしまいました)。

 

DINスペース周りのパネルを外します。

 

取付ブラケットの固定は、正面に向かって4カ所。少々奥まったところに、M10のボルト止めにされています。

 

ボルトを外してナビを引き出したところ。

 

車速パルス信号、リバース信号は、このコネクタのそれぞれ紫色線(向かって左から2番目)と赤線(同1番目)です。

 

対して、ナビ側の信号線はこちら。タグ付けされているので迷いません。

 

ギボシ端子が邪魔なので切り取ります。両ケーブルともかなりの長さがあり、余分をビニールテープで巻いてあったのですが、後々べたつきそうなのでタイラップ止めにしました。

 

プロはおススメしないでしょうが、簡便のためエレクトロタップでそれぞれのケーブルを分岐接続します。これで、車速パルス信号、リバース信号については片付きました。

 

つづいて、ステアリングスイッチです。先代のpioneerオーディオデッキを使っていた時、その制御のために接続ユニット(ガレリア社製)を繋いていました。その配線のために既にケーブルを分岐配線していました。分岐線の端部は、メスのギボシ端子です。

 

ナビ側のケーブルもギボシ端子でしたので、これは配線が楽だと思っていたら、なんとこちらもメス。ということでオス端子に付け替えなければなりません。久々のカシメ作業でしたが、まず1本目、スムーズにできたと思ったのもつかの間、保護キャップをつけるのを忘れていました(泣)。幸いメス側のキャップが長めだったので、これをずらして接続部を保護できました。2本目は、もちろんキャップも忘れずにつけました。

 

ステアリングスイッチの様子。

 

ナビ側のステアリングスイッチ割り当て設定。設定したい項目をタップしてから、割り当てたいスイッチを1秒以上長押しするだけ。ただ、割り当てられたのは写真に写っている4つの機能だけで、それ以外はステアリングスイッチを長押ししても反応しませんでした。

 

他に、写真は摂り忘れましたがバックカメラのRCAケーブルを、既設ドラレコからナビへ付け替えました。以上の作業で、ナビの精度が上がり、バックアイモニターとしても機能するようになりました。また、ステアリングスイッチと連動できるようになりました。