インパクトドライバーのバッテリー復活を目論む
DIYで重宝していたインパクトドライバー、かれこれ10年以上経過していることもあり、バッテリーがへたれてまったく動作しなくなりました。機種は、ナカトミ産業HOME TOOLのIPD-120。
Ni-Cd(ニッカド)電池なんですね。Li-Poではないし、ニッケル水素ですらない。電圧は12Vなので、1.2Vセルが10本入っているかな。4箇所ビス止めされているので、プラスドライバー一本で開けられそうな感じです。
床に置いたら、こんな感じ。
バラしてみたら、乾電池の単二電池のような形状のセルが10本。それぞれのセルの間はタブ板というニッケル板で連結されています。溶接されているっぽいのですが、それは半田ごてで溶かせるかもしれない。このセルは4Cと呼ばれる汎用製品のようです。
替えのバッテリーは既に販売されていないようで、セル交換サービスばかりがヒットします。その相場は6,000円~。これに、こちらから業者への送料もかかりますね。
しかし、実際にばらして観察してみると部品さえなんとかできれば自分でもできそうな気がします。ということで、同じようなサイズ・電圧のバッテリーを探したところ、ルンバ用の互換バッテリーがよさそうな感じです。
外寸が記載されておらず、セルサイズが一致するか分かりません。ただ、外観写真より12本のセルで構成されているように見えます。これが14.4Vなので、1つのセルの電圧は1.2V。容量はニッケル水素なので、Ni-Cdよりは大きいでしょう。つまり、うまくいけば満充電での駆動時間は以前よりずっと長くなることが期待されます。
さて、このチャレンジはうまくいくでしょうか。