或るDIY好きの日記

住居や車などのちょっとした補修、ITの活用、その他自分でやれることはやってみようと様々なことに挑戦していることをつらつらと書き溜めていきます。

不要になったLi-Poバッテリーの使い道

以前失くしてしまったトイドローンのバッテリーが5本。ロストして以来、特に使い道もなく引き出しにしまっていました。もう使わないなら、ゆうべインパクトドライバーのバッテリーセル交換で出た不要セルと一緒に塩水に浸けて廃棄しようかなと思ったのですが、ふと現有のトイドローンHS-200Dに流用できないかな?と思いました。

 

 

流用できそうかの検討

左側がHS-200Dのカートリッジ式バッテリー、そして右側が旧トイドローンのバッテリー。電圧は両方とも同じ3.7V、容量は前者が1000mAhに対して、後者は800mAhと200mAh少ないですが、バッテリー性能で見ればほぼ同等。使えそうです。

 

ところが、そうは問屋が卸しませんでした。それぞれのコネクターを比べてみると形状が異なります。旧トイドローンのコネクターは「JSTプラグコネクター」で、Amazonでも売っています。一方のHS-200Dのコネクタは調べてみても出てきません。両者の変換アダプターがあればベストですが、望むべくもありません。使えなくなったHS-200D用のバッテリーがあればバラしてコネクタ部を流用できるのですが、あいにくそのようなものもありません。さて、どうするか。

 

一方、大きさはちょうど機体のバッテリー取付部位に収まる幅でした。適度な摩擦抵抗があって、滑り落ちる心配もなさそうです。あとは、変換コネクタないしアダプタさえなんとかなれば。

 

接続アダプター作成

ゼムクリップで接続アダプターを作ろう。端子のボディをエポキシ樹脂で作ればよいかな?と思ったものの、買い置きしたエポキシ樹脂が見つかりません。他に何かないか?と思案を巡らせて思いついたのが、こちら。液体状の樹脂に付属のライトを当てると、わずかな時間で硬化する優れものです。

 

 

さっそく、変換アダプタを作ってみました。

 

コネクタから外したのが、こちら。

 

HS-200Dに接続するため、極性(プラス、マイナスの向き)を調べます。

 

そして接続

接続して、電源ON。やった、起動しました。

 

少し飛ばしてみたのですが、専用バッテリーと遜色なく飛行しました。飛行持続時間はちょっと短くなるでしょうが、それでも8分くらいは飛ぶでしょう。

 

 HS-200Dについては、予備バッテリーと充電器を追加で1セット欲しいなぁと思っていましたが、そこそこ値がするので後回しにしていました。旧ドローンのバッテリーがこうして使えることが分かった今は、これを活用することでより長時間の飛行を楽しめます。