或るDIY好きの日記

住居や車などのちょっとした補修、ITの活用、その他自分でやれることはやってみようと様々なことに挑戦していることをつらつらと書き溜めていきます。

JW_CAD・SketchUp連携ツール「RSJww」の導入方法

はじめに

SketchUpで立体モデルを作る際、JW_CADから図面を受け渡すことができると、やれることが一気に広がります。
両者の橋渡しをしてくれる大変有用なツールが、「RSJww」です。これがなかったら、私のSketchUp技能は、今よりずっと低いままだったでしょう。
本稿では、入手からインストールして使えるようになるまでをご紹介します。特に、インストール方法は開発者さんの説明とは異なる方法をまとめております。

入手方法

開発者Hinoさんのサイトよりダウンロードします。本稿執筆時点(2019/8/16)においては、2018-04-08公開版が最新バージョンです。
Jww/外部変形/RSJww - HinoADO

リンク先ページのトップから少し下った、下図の枠囲み部分をクリックしてzipファイルをダウンロードします。

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zipファイルの中身

zipファイルを解凍すると、以下のフォルダ・ファイルが展開されます。

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Jwwのインストールフォルダに置くファイル」フォルダの中身

このフォルダの中身を、全て「c:\jww」フォルダにコピーして、JW_CADの外部変形として使えるようにします。

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SketchUpのPluginsフォルダに置くファイル」フォルダの中身

このフォルダの中身を使ってrbzファイルにすることで、SketchUpへのエクステンション登録がやりやすくなります。

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rbzファイル作成

SketchUpへのエクステンション登録のための前準備として、rbzファイルを作成します。

zipファイルを作ります。

  1. SketchUpのPluginsフォルダに置くファイル」フォルダの中身を選択し、右クリックします。
  2. 表示されるメニューより、「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」を実行します。

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「RSJww.zip」ができました。

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このファイルの拡張子をzip→rbzに書き換えます(f:id:nuts_777:20190312192417p:plain:w15)。
警告メッセージが表示されますが、構わず「はい」をクリックします(f:id:nuts_777:20190312192422p:plain:w15)。

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SketchUpへのエクステンション登録

SketchUpのメインメニューより、「ウィンドウ」(f:id:nuts_777:20190312192417p:plain:w15)→「環境設定」(f:id:nuts_777:20190312192422p:plain:w15)を実行します。

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拡張機能」(f:id:nuts_777:20190312192417p:plain:w15)が選択されていることを確認し、[Extensionをインストール]ボタン(f:id:nuts_777:20190312192422p:plain:w15)をクリックします。

f:id:nuts_777:20190816211730p:plain

rbzファイル(f:id:nuts_777:20190312192417p:plain:w15)を選択し、[開く]ボタン(f:id:nuts_777:20190312192422p:plain:w15)をクリックします。

f:id:nuts_777:20190816213737p:plain

[はい]をクリックします。

f:id:nuts_777:20190816211739p:plain

[OK]をクリックします。

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インストール済みのエクステンション一覧を下にスクロール(f:id:nuts_777:20190312192417p:plain:w15)し、「RSJww」が一覧にあることを確認します(f:id:nuts_777:20190312192422p:plain:w15)。そして、[OK](f:id:nuts_777:20190312192426p:plain:w15)をクリックします。

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SketchUpツールバーの表示

表示されているツールバー上で右クリックし、表示されるメニューより「RSjww」を実行します。
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f:id:nuts_777:20190816214946p:plain:w20アイコン1つだけのツールバーが新しく表示されます。
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これをツールバーの適当な位置にドラッグアンドドロップします。
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RSJwwの使い方

上でもご紹介したダウンロード先に、図を交えて解説されていますので、ぜひご覧ください。
Jww/外部変形/RSJww - HinoADO

実行環境

この記事をまとめるにあたっては、以下の実行環境を使いました。